金子文子シリーズ その38

「あんたらが なんといおうが なにしよが あたしはあたし ぼうじゃくぶじん」

ずいぶんとむかし、今世紀初頭、生まれ故郷の佐世保の街ではじめて個展をひらいたとき、美術をやってるという高校生がふたり、絵を見にきてくれた。
彼女らは互いのことを”トッコ”、”ほーちゃん”、と呼び合っていた。

それから20年近く経った今、トッコは東京で現代美術作家として活動している。
アクリル板を削ってミステリアスで美しい作品を作り、あちこちで個展をやっている。
HIROKO TOKUNAGA

一方ほーちゃんは、地元に残りイラストを描きながら、「石木川まもり隊」(人や自然にとって極めて必然性の乏しい、いわゆる”ダムのためのダム”と目される石木ダムの建設に反対する同盟)の中核の一人となって活動している。
石木川まもり隊

そんな二人のこと思い出してて気がついたらこんな絵ができちゃったー、あれれヘンテコリンだな...ていうのが今回の絵です。
何だか訳がわかんないので「金子文子シリーズ」に入れることにしたぞ。
文子よ、相変わらずテキトーですまないっ。

そしてどうでもいいことですけど、ちょっと古いですけど、今年の梅雨には私的にはこの曲だ。

「海と花束 」きのこ帝国