「ぶち上げ要塞ヤポネシア号の歌」
死んでいった者たちへ
鎮魂の歌を運ぶのが俺の仕事
両の脇腹にはどでかいウーハー
メロウでファンキー、サイケな音楽
曇った空にがなり立て
湿った土に捻り込む
奴らはふかふかベッドの真ん中
よだれを垂れて寝ぼけてる
虫ケラみたいに踏み潰されて
死んでいった者たちは
灰色の空の下
俺の歌を聴く
お、墓石たちが揺れ出した
死者の心は鎮まるどころか蘇り
殺した奴らに呪いをかける
歌に合わせて呪いのダンスだ
ガタゴトガタゴト
ガタゴトガタゴト
さあ、ひと踊りしたら
一緒に焼酎のもう