OLD BLOG ARCHIVE
アルヒノオト
くじらとボニーとクライド
6月、よんどころない事情で実家に帰ってて何日目かの朝、新聞とりにでた庭で飼い猫よしよし撫でながら、ふと気づいたのは今日が父の誕生日だということだ。十中八九、父も母も忘れてるはず(老いるとはだいたいこんな感じだ)と思い朝食の時きりだすと、案の定「あー、そういえばそうやった」と無頓着だった。けれどもせっかく何十年ぶりかに夏休みでもないこの日に親子がそろってるので…
読む晩夏。「ドクロのマーク」
数年前、パリはサンマルタン運河沿いのギャラリーで個展をやった時、おっきな眼鏡でいかにも賢そうなそこのオーナーに、「君は好んで、ロボットだとか、近未来風の建物、乗り物を描くけど、なんでだい?」と尋ねられた。そんなこと聞かれても困るが、パリジャンつうやつはうやむやな返事を好まんので、とっさに「そりゃあ、それがおれのサント・ビクトワール山だからさ。」と答えた。「は…
読むふと、夏プールで思ったこと
いきなりで恐縮なのですが、一枚の絵を描くっていうのは、ぼくにとっては、一遍の小説を書くのと読むのとを同時にやってるようなもんだという気がします。なんじゃあそりゃあ?といいますと、ちょっと長くなりますが、説明してみます。 絵を描く時は、大まかなストーリィなりイメージなりはあらかじめ持って描き(書き)はじめるんですが、それ以外はその時々の気分や体調や天候にまかせ…
読む'09夏個展について
みなさん、こんにちは、たいへんごぶさたしております。非常におおざっぱで恐縮なのですが近況のお知らせをいたします。 去年の夏個展が終わり、秋はちょっぴりしょんぼり読書やイラスト仕事をしておりました。暖房が必要になるくらいから、次の個展へ向け、アクリル絵画の制作にとりかかりました。これまでは、比較的小さな作品を数多く描くということをやってきたのですが、今回は、ひ…
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