アルヒノオト

AZISAKA KOJI — OLD BLOG ARCHIVE

2009 — 2018
アルヒノオト

2014 02

7 posts

  1. 今日の絵(その34)

    「ちょいと兄さん、おれの愛車を描いてはくれないかい?」 という連絡があった。 おもしろそうだけど、車の種類にもよるぞ、と思った。 今、作られてるみたいな、どこがバンパーでどれがヘッドライトかわかんないような、のっぺりした車だったあんまし描きたくないよなあ...と思った。 ところがどっこい、あにはからんや、いもうともはからん、 ちちもはからんが、ははははかる、…

  2. nuimori

    お茶を差し出す右手の袖に、小さな花を見つけた。 「あ、その花の刺繍、かっちょよかね」 「え?あ、これ?」 「うん、破けちゃったけん...修繕...」 「え、修繕って...それ自分でやったん?」 「う、うん、そうだけど...」 「ええーっ!すごいやん、そんなんやれたん!」 「えっ、あ、そう?」 「うん、なんか見よう見まねで...」 「いや、いや、いい、いい、絶…

  3. マンガ傑作選その118

  4. マンガ傑作選その117

    大学4年の頃は古い一軒家に住んでいた。 ある日、同居してたフランス娘がだしぬけに言った。 「来月パリから男友達ふたりがバカンスでやって来るの」 「しばらく家に滞在するみたいなので、よろしくねっ!」 家には来客用の布団がひと組しかなかった。 それで、「ああ、そりゃあ、あとひと組、どっかから借りてこんといかんね」と言うと、 「いいの、彼らカップルだから」と返事を…

  5. 弔花

    今月の初め、昔なじみの男がひとり死んでしまった。 なんとかとかかんとかっていう、急性の癌だそうだ。 散歩の途中、スピード出し過ぎてカーブ切り損ねた車にはねられたみたい、唐突に逝ってしまった。 最初に会ったのは、小3か小4の頃だ。 どこか都会の方から転校してきたそいつは、はじめて会ったとき、ベージュの半ズボンを穿いていた。 ひとむかし前の小坊なので、脳みそのど…

  6. マンガ傑作選その116

    ぼくらが、ふき味噌なんかで熱燗飲んだりすると「くうーっ、日本人に生まれてよかったーっ」と心底思うように、彼の地の人はニシンの塩漬けなんかでウォッカ飲むと「くうーっ、ロシア人に生まれてよかったーっ」と思うんですよね、きっと。 世の中がどんどんグロバルグロバルしてったら、世界中の人が一様にフライドチキン食べながらビール飲んで「くーっ、地球に生まれてよかったーっ」…

  7. 今日の絵、その33

    リカは夏休み。パパとふたり、羽田から九州のおばあちゃんちへと飛ぶ飛行機の中だ。 離陸したあと少しうたたねして、気がついたらパンツの中、何か変な心地がする。 「あれ?さっきソフトクリーム一気に食べたのが良くなかったかな?お腹こわして、寝てる間にもらしちゃった?」 「やだなぁ、はずかしいなぁ、あたしもう小6なのに...」 そう思いながらトイレに行って、パンツおろ…

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