アルヒノオト

AZISAKA KOJI — OLD BLOG ARCHIVE

2009 — 2018
アルヒノオト

2011 12

9 posts

  1. 今日の絵(その8)

    でぶっちょ少年、描いてはみたものの、期待してたほど心はぬくもらなかった。 それで今度はもっと光を!とゲーテ度を高くして、コート・ダジュールの浜辺に立つ女の子を描いたのが今回の絵です。 ちょっと見ると、ナタリーとかマチルダとか名のついた西洋人みたいですが、八重山地方は竹富島の出身です。 幼少の頃より泳ぎに長け、なんと素潜りを30分間することができます。 石垣島…

  2. 今日の絵(その7)

    11月も後半になり、なかなか寒くなってきたので、「三月のライオン」の二階堂くんみたいな、ぽっちゃりあったかそうな人物を描こうとしてできあがったのが今回の絵です。 窓から射す陽に人や物が溶けこんで、ぼんやりまどろむような風にしたかったんですが、描いてるうちパキッと硬質な感じになってしまいました。 しかし、少年よ、何を想う...

  3. 今日の絵(その6)

    さて、"今日の絵その2”のとこで書いたように、最初にカレンダー用に描いた絵は、「人も色もごちゃごちゃしてにぎやか過ぎっ!」とはねつけられてしまったので、2回目はその真反対に、ひとりぼっちの女の子をほとんど色を使わずに描いてやる...と意地悪くたくらんで描いたのが上の絵です。 「うわあ、なんよー、今度はさみし過ぎやーん!」とまたまた却下されると思いきや、「うん…

  4. 今日の絵(5)

    カレンダーについにとりかかって、描いてる途中にちょっと休憩して雑誌ぱらぱらめくってたら、ピクニックに興じる若者たちの写真が目に留まった。 その中の、ひとりの女の子の立姿(寝転んだ男の子を見下ろしてる)が、なんとなくジョーをアッパーでKOして「終わった...何もかも...」って言ってる力石徹を思い出させた。 それで、ああ「女版・あしたのジョー」ってのはいいなあ…

  5. 今日の絵(その4)

    11月になり、もういいかげんカレンダーの制作にとりかからないと去年の二の舞になっちまうと焦っていたとき、イタリア帰りの友達からタコの缶詰をもらった。オリーブオイルに漬けたやつだ。 これ幸いとちょっとばかし高い白ワイン買って、日が暮れたらアンチョビもケッパーもあったのでプッタネスカを作った。 それ食べた後、ゆっくりタコつつきながらワイン飲んでると「地中海あたり…

  6. 今日の絵(その3)

    仁王立ちで立ってるじいさんのイメージがある日なぜだか不意に湧いて出てきて、頭の中に貼っついて離れないようになった。 それでほんとうなら、来年のカレンダーのために女の子の絵を描かねばならぬ時期だったのに、じいさんのポートレートをひとつ、ものにせねばならぬはめになった。 小林秀雄(おお!)風にいうなら、じいさんの絵を一枚”やっつけ”なければどうにも落ち着かなかっ…

  7. 今日の絵(その2)

    まだ熊本で大学生の頃、恋人へのプレゼントさがしに街へ出て、たまたま入ったブティックで小さなきりんのピアスを買った。 以来ちょくちょく顔出すようになり、そこの女主人と仲良しになった。 その彼女が一番最初にイラストの仕事を注文してくれた人物で、以来20年近くDMを描く仕事をしている。 ここ数年はカレンダーも作るようになったんだけど、いつもぼんやりしてて師走ギリギ…

  8. お知らせふたつと今日の絵(その1)

    夏の個展が終わり、またやおら新しい作品を描き始めました。 ここ数年、おっきなものに取り組んでいたので、今度はちょっと休憩という感じで、小さな作品をちょこまか一年くらい描いていくつもりです。 さて、絵を描いて見てもらうようになってから今までは、数ヶ月にわたって密かに描きためたものを年に一回の個展の時、おりゃあー、といっきに公に(ぷっ、おおげさな...)展示しす…

  9. ラルフ

    ちょうど日本がバブルっていう名の好景気に湧いていたのと同時期、幸か不幸かパリに暮らしていた。 大学出たあとすぐに職に就くのもためらわれ、縁あって住み始めたんだけど、何か特別な目的があるわけでもなかった。 絵で食べていく自信なんてなかったし、他に特技もなかったが、まあなるようになるさと思っていた。 (この時分、たくさん親に心配かけたので今はせっせとその償い最中…

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