アルヒノオト

AZISAKA KOJI — OLD BLOG ARCHIVE

2009 — 2018

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アルヒノオト

デジムナーその6

先日、道を歩いていたら「夢カフェアパート」という看板にでくわした。 一瞬、わけがわかんなくなって、少し目眩がした。 これは一体全体、アパートなのか、カフェなのか、はたまた夢なのか... 気を取り直し、注意してみると看板の脇には、2階建ての小さなアパートらしきものが建っている。 ううむ... おお、そうか、そうだっ! つまり、こういうことだろう。 「ほんとうは…

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今日の絵、その10

ヨーロッパの取り柄のひとつって、夏、夜の帳がゆっくりゆっくり時間をかけて下りてくるところですよね。 幸せも不幸せも、たいていあの時間帯、あの光の中で育まれるという気がする。 でもって、光といえば、イングマール・ベイルマンが若い頃撮った「不良少女モニカ」っていう映画を思い出す。 ずいぶん前、パリの小さな映画館で見た。 恋人達が戯れるスエーデンの多島海、初夏の光…

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赤い金槌の料理本

パリに暮らしてた頃の同居人は、こころに思った事はすなわち外に出さないと仕様がないという、パリっとした(”新しい”または”立派”っていう意味ではなくて、”パリ育ち”という意)人間であったので、油断してるとしばしば「あわわわ。。。」とたじろいでしまうようなことを唐突に云われたりしたもんだ。 その日、いつものように絵を描いてると、「見て」といって、新聞みたいなもん…

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今日の絵、その9

「何やってんの?」 「ひょい松君をまってんの」 「ふーん。で、君、カメラマン?」 「あ、これ?これはお弁当箱よ」 「ほら」 「わあ、なんと、レンズのとこに茶碗蒸しが...」 「うふふ、そしてね、ほら」 「おお、本体のとこにはちらし寿司...わあ、三つ葉と絹さやの緑がきれいだねえ」 「ということは、お吸い物はやっぱり、その漆塗りの腕輪の中に入ってるのかな?」…

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マンガ傑作選その72

10年くらい前、まだベルギーに住んでた頃、パリからちょっと北上したとこにあるオーヴェルへ、ゴッホの墓参りに行った。 行くと墓地の一番奥の方、白くて小さな石の板が2枚、並んでちょこんと立っていた。 それがゴッホと弟テオの墓だった。 それはほんとに、石ころがふたつ、ただ置いてあるみたい、 まるで以前目にした沖縄は久高島の御嶽(うたき)のようだった。 記念写真をと…

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デジムナーその5

「美の感情、感動の中で、いちばん大切なのは悲しみで、それは哭くことによってのみ表される」っていう風なことを棟方志功がどっかのインタビューでいってたのを思い出したので描いてみた、にしてはへんてこでしょぼいイラストなんですけど、のっけてみました、すみません。

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マンガ傑作選その71

えー、また電髪ーっ? すみません、また電髪です。 最初はうざかったのに、だんだん愛着が湧いてきて、しまいには姿を見かけないとなんだか寂しくなっちゃうものってありますよね。 そのものより、それと過ごした時間が大切ってやつです。 「あー、うちの旦那だーっ!」 あ、むろん逆の場合もそれと同じくらいあると思います。

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